2009年01月24日

風邪が流行っています

寒くて空気の乾燥する冬は、風邪やインフルエンザが流行する季節で

す。風邪をひかないように日頃から十分気をつけていても、朝起きたと

きにのどの痛みなどに気づいて「しまった!」と思うことがあります。

ある調査によると起床時に風邪に気づく人が全体の半数をしめたそうで

す。
 
 睡眠中は、リラックス時に優位になる副交感神経が主として働いてい

ますが、副交感神経が優位になると、唾液の分泌や唾液を飲み込む動き

などが著しくすくなくなり、のどが乾燥してしまいます。鼻やのどが乾

燥するとウィルスが繁殖しやすくなるほか異物を排出す絨毛の働きが鈍

るため、ウィルスがより侵入しやすい環境を作ってしまいます。しか

も、睡眠時には体温も低下するため、ウィルスが体内に入り込む絶好の

チャンスなのです。このように、睡眠と風邪には深い関わりが、ありま

すが、最近、睡眠不足と風邪のひきやすさの因果関係を示す実験結果が

報告されました。

 睡眠中はのどなどが乾燥して風邪をひきやすい状態になりますが、1

日の疲れをとり、風邪に対抗するための体力を回復するには十分な睡眠

時間が欠かせません。「毎日の睡眠時間が7時間未満のひとは、同8時

間以上の人よりも3倍も風邪をひきやすい」。米カーネギーメロン大学

によるこうした研究結果が米国医学会の機関誌に発表されたそうです。

実験の結果、睡眠時間が短いほど風邪をひきやすく、また熟睡の時間が

短い、つまり睡眠の質が悪い場合でも風邪をひきやすいということで

す。

 
 このことから風邪を予防するためには、疲れをとるために質のいい睡

眠を十分にとること、寝るときには寝具を暖かく、身体も低体温になら

ないように食事に気をつけてお風呂にゆっくりつかること、のどの乾燥

を防ぐためのマスクも効果的ですね。


 冷え症の方、質のいい眠りを摂りたい方はご相談ください。
posted by オカモト at 18:49| 和歌山 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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