2012年01月30日
「考根論」
植物の状態が悪いとき、花や葉に対する薬を使い、それでも繰り返し不調がおこるようなら根をみるでしょう。
人間でいうならその「根」は腸管である。
「根に向かう医療」を「考根論(こうこんろん)」として提案した田中保郎先生のお話を聴いてきました。
植物の根は栄養や水分を吸収します。人間でいうなら、その「根」の機能を持つのは「腸管」です。
その「腸管」の状態をととのえることによって様々な病気を治せるというのです。
近年、腸に関する研究が進み、腸管が次のような大切な仕事をしていることがわかってきた。
1、免疫機構をつかさどる(腸内細菌の働き)
・腸内細菌は腸から吸収されるとき細菌やウィルスを攻撃して入らないようにしています。
・腸内細菌は消化酵素で分解できない食物繊維やタンパク質、糖質を分解し、消化を助け、
血糖値の改善もおこないます。
・抗生物質は腸内細菌を殺してしまう。
・小腸は、人間のなかにあるぬか床
2、自動能を持つ
脳が眠っていてもしっかり消化、吸収作用を行ってくれている。
腸には億の和の神経細胞からなる神経ネットワークが存在し脳にははるかおよばないけれど
脊髄に匹敵するほどの数の神経細胞があるだろうといわれている。
3、脳にあるすべてのホルモンを生産している
腸の基底顆粒細胞からは脳にそんざいするすべてのホルモンが発見されている。
4、物事を考え記憶している。
このことからすべての病気は腸管の状態を整えることによって様々な病気を治せるというのです。
アレルギーや皮膚病、高血圧、肝臓病、糖尿病、など今までにも腸が関係しているということは今までにもいわれてきました。ここではアルツハイマー型認知症、少年犯罪、心の病までが腸管が関係しているというのです。
目からうろこです!!
だから、バイオリンクです。
バイオリンクは腸内細菌の善玉菌の餌になります。また腸管の掃除もしてるのです。
バイオリンクで病気の予防、治るためのベースつくりです。
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