[12月6日AFP]フランス人男性の精子の数が1989年から2005年の間に
3分の1減ったとする研究結果が5日、欧州学会誌
「ヒューマン・リプロダクション」に発表された。
環境汚染物質や生活様式の変化によって生殖能力が
阻害されているのではないかとの懸念をかきたてている。
研究チームは、精子の質を全国規模で長期にわたって調査した
初の研究だとして「公衆衛生における深刻な警告だ。
とりわけ環境との関連が究明される必要がある」
と述べている。
精子数が減少傾向にある原因として研究チームは、
過去の研究で指摘されてきたと同様に環境ホルモンを
疑っている。同時に「肥満度指数(BMI)やストレス、
食生活、感染症といった精液に影響を与えるその他の要因も
関連している可能性がある」とも述べている。
男性の生殖能力に関する懸念を最初に引き起こしたのは
1992年9月に発表された、デンマーク人男性の
精液濃度が1938年〜91年に半減したという調査結果だった。
便利な生活をしている先進国はフランスもデンマークも、たぶんアメリカ、
イタリア、日本も同じように精子数は減少しているのではないでしょうか。
戦後日常生活が便利になるにつれ、私達は食品から多くの添加物や農薬、
環境ホルモン、有害ミネラルを摂っているといいます。
避けることは不可能です。
有吉佐和子さんは「複合汚染」を書いた時、
「一つだけ書けなかったことがある。
それは30年後子供が生まれなくなるだろう」
と言ったということです。
私たちは少しでも自分や子供たちを守るため、
食品の表示を見て、分るところは少しでも避け手作りの物を食べましょう。
それでも防ぐことは難しいのですが・・・。
そしてバイオリンクを食べて排泄のお手伝いをしましょう!
