抗菌薬の普及などにより、戦後「肺炎」による死亡者数は、減少し続けていました。し
かし近年、高齢化が進むのに伴い、肺炎による死者数が急増しています。2011年に
は、がん、心臓病に次ぐ、日本人の死因の3位になり、年間約12万人が命を落として
います。65歳以上になると、肺炎による死亡リスクはぐんと高くなるため、「高齢者
の肺炎は命を奪う危険な病気」だという認識を持ち、予防することが重要です。
(2013.12.12 朝日新聞より)
抗菌薬の効かない肺炎が増加
肺炎は主に、肺炎球菌やマイコプラズマなど様々な細菌の感染が原因で起こります。
若いうちは、抗菌薬による治療ですぐに良くなり、命を落とすことはほとんどありません。
一方、高齢者はいったん発症すると何度も再発を繰り返す人が多く、
命にかかわるケースが増えます。
さらに近年は、従来の抗菌薬が効かない肺炎が増加していることが大きな問題になっています。
肺炎を引き起こす原因菌のうち、主な耐性菌としては、
肺炎や気管支炎などの呼吸器感染症や中耳炎などを起こす菌として知られる、
肺炎球菌とインフルエンザ菌が挙げられます。
肺炎球菌やインフルエンザ菌に対しては、かつてはペニシリンがよく効いていましたが、
最近はペニシリンだけでなくその他の抗菌薬に対しても耐性化が進んでいます。
これらのことから、まずはかからないようにすることが大切といえます。
有効とされるのが、肺炎球菌のワクチン接種だといわれていますが、
ご自分の身体の中の兵隊さん(白血球)を元気にすることは
インフルエンザや肺炎の予防にとても有効です。
「バイオリンク源液」や「源液ドリンク」、又は「バイオリンクBCEx503」を飲んで
兵隊さんを増やし、元気にしておくことでインフルエンザや肺炎にかかり
にくくなります。


肺炎予防のポイントのひとつに、口腔ケアが挙げられます。
これは、口腔内の細菌が気管に入って起こる誤嚥性肺炎が高齢者に多い、
という実態を反映してのことです。
長崎大学病院院長の河野 茂氏は、
「単に口腔内の雑菌を減らすだけでなく、その刺激で嚥下機能が改善し、
肺炎の罹患率や死亡率が低下するというエビデンスも出ています。
中でも介護が必要な高齢者は誤嚥性肺炎が起きやすいので注意が必要です。
(日経メディカル)
誤嚥で気管に飲食物や唾液が入ると、唾液に含まれる歯周病菌や
炎症物質により気管支の粘膜が炎症を起こして気管支炎や肺炎に
なることがあります。「ササヘルス」には、粘膜の保護・修復作用、
抗炎症作用の他に、歯周病菌に対して抗菌作用があることが
確認されています。
口腔ケアには、「ササヘルス」、
そしてササヘルスを配合した「クマ笹歯みがき」をお使いください。
特に睡眠中は唾液が減って口腔細菌が増えやすくなるため、
就寝前の口腔ケアは特におすすめです。
口腔ケアで肺炎予防
