食中毒のシーズンです。魚や肉の生食には十分に
注意し、食中毒菌を「つけない」、「増やさない」、
「やっつける」の「食中毒予防3原則」を徹底しましょう。
2006年の全国の食中毒発生数は6月から8月の
3ヶ月の間に年間発生数の35%を占め、患者数も
この時期に30%近くにのぼっています。(ただし
ノロウィルスによる食中毒は12〜3月が多い。)
この時期の食中毒菌の「御三家」はカンピロバクター
菌、サルモネラ菌、腸炎ビブリオ菌で、このほかブドウ
球菌や病原性大腸菌(腸管出血性大腸菌のO-157
含む)などもみられます。なかでもここ数年増えている
のがカンピロバクター菌による食中毒で、発生件数
では2002年以降2005年まではトップでした。
(2006年は416件でノロウィルスの499件に次いで
2位)特に夏から秋にかけ野外のバーベキューや
飲食店での肉の生食などによって、生肉や焼き方が
不十分な肉から感染するカンピロバクターによる集団
中毒が目立つといいます。カンピロバクター菌が検出
される食品では鶏肉やその他の食肉が7割を占めて
います。最近では牛レバーの刺身からカンピロバクタ
ーによる集団食中毒事件も発生しています。原因食物
を摂取後2〜3日して発熱、腹痛、下痢、血便などの
腸炎症状が出現、虫垂炎や腹膜炎などの下痢症状
以外の症状がみられることもあります。
ササヘルスの原料であるクマ笹には、静菌作用や
防腐作用があります。日本人は昔から、笹の食品に
対する防腐作用に注目し笹寿司や笹団子などとして
笹を祝いの場や日常生活のなかにしっかりと根ずか
せてきました。クマ笹抽出液には抗菌性試験により
、黄色ブドウ球菌や大腸菌を制御する作用がある
ことが確認されています。
食中毒に罹らないためには、
*古い食品を食べないこと
*食品の保存に気をつけること、
*体力をつけておくこと
*胃腸を元気にしておくこと
2007年08月18日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック